アトピーには熱湯シャワーが気持ちいいというのは本当?

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アトピー性皮膚炎で辛いのは、見た目以上に激しい「かゆみ」です。見た目があまりよくないということより、かゆみのほうが耐え難いです。
そんなかゆみを一瞬にして快感に変えて抑えることができると話題なのが「熱湯シャワー」です。

しかし、この熱湯シャワー。気持ちよさと引き換えにデメリットが必ず付いてきます。

では、熱湯シャワーの効果とそのデメリットについてご紹介いたします。

熱湯シャワーが気持ちいいって本当なの?

アトピー性皮膚炎には熱湯シャワーが気持ちいいと話題です。本当に熱湯シャワーって気持ちいいのか疑問に思う人もいるようですが、この話題は「本当」です。
アトピー性皮膚炎の人が熱湯シャワーを浴びるととても気持ちよくなります。

熱湯と言っても沸騰するくらい熱いお湯ではなく、50度前後のお湯です。42~3度で熱いと感じる人が多いので、50度くらいとなると、普通の人なら熱すぎて浴びていられないレベルです。
でも、アトピー性皮膚炎の人にとってはハマってしまうほど気持ちよくなるのです。

なぜ、熱湯シャワーで気持ちよくなるのか

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では、なぜ、気持ちよくなるのかご説明いたします。

アトピー性皮膚炎の人はかゆいところをかくと、快感を覚えます。普通の人がかゆいところをかくよりも、気持よく感じるのです。普通の人でもかゆいところをかくと気持よくなりますが、アトピー性皮膚炎の人の快感は普通の人以上なのです。
かゆみというものは、刺激を与えると快感に変わります。その快感がある程度まで達するとかゆみはおさまります。

刺激を与えるとなぜ、かゆみがおさまるのかというと、例えば、ゲームで敵が出現すると攻撃をしますよね。この敵が「かゆみ」で攻撃が「刺激」だとイメージしてください。
ゲームの敵には体力があり、攻撃を続けると体力が0になり倒れます。かゆみにも体力に似たようなものがあります・

例えばかゆみという敵の体力が100だとしましょう。そして基本攻撃が「掻く」です。基本攻撃は5ほどダメージしか与えられません。なので、何回も何回もくり返し攻撃をしなくてはなりません。
では、ゲームではやく敵を倒したい場合はどうしますか?多くの人は特技や呪文のようなスキル攻撃を仕掛けるでしょう。このスキル攻撃が「熱湯シャワー」です。熱湯シャワーは一気に25ほどのダメージを与えることができます。

一気に大ダメージを与えることができれば、その分はやく敵を倒すことができます。かゆみも同じで、一気に強い刺激を与えることができればすぐに治まるのです。
しかも、熱湯シャワーはまさかの「全体攻撃」です。かゆいと感じる患部にまんべんなく刺激を与えることができます。

一気に強い刺激をまんべんなく与えることができるので、熱湯シャワーはとても気持ちよく感じるのです。さらにたった数秒浴びるだけでかゆみの体力が0になるので、薬を使わずともかゆみを抑えることができます。

熱湯シャワーでアトピー性皮膚炎は改善するの?

熱湯シャワーは気持ちよくて、すぐにかゆみを抑えることができるので、定期的に行っている人も少なくありません。
薬を使わずにかゆみを抑えることができるので、アトピー性皮膚炎が改善しそうな気がしますよね。では、実際に、熱湯シャワーでアトピー性皮膚炎を改善させた人がいるのかというと、答えは「居る」です。

では、なぜその人たちは改善できたのかというと、ヒートショックプロテインによるものが原因です。

ヒートショックプロテインとは、細胞が熱にるダメージを受けたときに、細胞を保護するために分泌されるタンパク質のことです。このタンパク質は、傷ついた細胞を修復する効果があり、肌の免疫力をアップさせたり、傷を修復することができます。
このヒートショックプロテインはアトピー性皮膚炎にも効果があります。熱湯を浴びてヒートショックプロテインが分泌されることで、ダメージを受けた肌細胞たちが修復され、アトピー性皮膚炎も治っていきます。

ただし、逆に悪化してしまうこともある!

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熱湯シャワーでアトピー性皮膚炎を改善させた人はいますが、逆に悪化してしまった人もいます。

まず、熱湯シャワーを浴びると皮脂が大量に流れてしまいます。アトピー性皮膚炎の人は乾燥肌の人が多いですが、乾燥肌は肌の水分を逃さないようにガードする皮脂が少ないのが原因のひとつになっています。
ただでさえ皮脂が少ないのに、皮脂が大量に流れてしまうと、より乾燥が激しくなってしまいます。

乾燥が激しくなると、アトピー性皮膚炎も悪化して余計にかゆくなります。とくに、乾燥することでかゆみが誘発されるタイプの人は、熱湯シャワーはおすすめできません。
乾燥が進み過ぎると、敏感肌もより敏感になってしまいます。とくに、かゆみに対して敏感になってしまい、1度敏感になるとなかなかもとに戻れません。かゆみに敏感になると、もっと熱湯シャワーを浴びてしまい、さらに敏感になり、どんどん悪化してしまいます。

また、熱湯シャワーは、患部の傷ついた細胞だけでなく、周りの正常な細胞にもダメージを与えてしまいます。そうなると、アトピー性皮膚炎の範囲が広がってしまう可能性が出てきます。
実際に、熱湯シャワーのせいでアトピー性皮膚炎の患部が広がってしまった人もいます。

このように、熱湯シャワーを浴びることでアトピー性皮膚炎を悪化させてしまうこともあります。

熱湯シャワーは肌の色素沈着を招く

熱湯シャワーは、アトピー性皮膚炎の悪化だけでなく、肌の色素沈着を招きます。

色素沈着というのは、肌に刺激が与えられたとき、その細胞を守ろうとメラニン色素が活性化すると、肌に色素が沈着します。
熱湯シャワーの刺激は、自分が思っている以上に強い刺激が与えられます。もちろん、メラニン色素もどんどん生成され、活性化してしいます。
やけどをすると、色素沈着してしまうことがありますが、熱湯シャワーもやけどと同じように色素沈着を招いてしまうのです。

脳にも影響が出る

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熱湯シャワーは、肌だけでなく、脳にも影響が出ます。どのような影響が出るのかというと、熱湯シャワーによる快感を再び求めようと「依存」してしまいます。

熱湯シャワーはアトピー性皮膚炎の人にとって、物凄い快感を感じるものです。短時間で物凄い快感を感じると、それを求めようと再び熱湯シャワーを脳が要求します。
この欲求を我慢するとどうなるかというと、イライラしたり憂うつになったりします。しかし、再び熱湯シャワーを浴びると、イライラも憂うつもなくなり、気分が爽快になる上に、体は快感を覚えます。

このように、脳がどんどん熱湯シャワーに依存してしまうのです。少し薬物依存症とも似ていますね。
熱湯シャワーは誘惑に負けなければ大丈夫ではとも思われがちですが、脳が異常を起こしてしまうとセーブが効かなくなってしまい、我慢ができなくなってしまいます。

デメリットのほうが多いのでやらないのがベター

熱湯シャワーは、かゆみを一瞬で治めて、しかもかなりの快感を味わうことができます。一見、メリットが大きいように見えますが、実際は、やけどや乾燥、敏感肌などいろいろなデメリットがあります。その結果、アトピー性皮膚炎が悪化してしまうこともあります。
さらに、色素沈着や脳への影響などもあり、メリットよりもデメリットの大きいのが現実です。
実際に、アトピー性皮膚炎の患者さんが医師に熱湯シャワーについて聞いてみたところ、やらないほうがいいと言われてしまったそうです。

熱湯シャワーは確かに気持ちいいかもしれませんが、あとあとの代償が大きいので、やらないほうがいいでしょう。
もしも、すでに行ってしまっている人は、依存してしまう前にやめるようにしましょう!

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