保湿効果抜群!?ワセリンでアトピーケア。危険?安全?

»アトピー肌に優しい石けん おすすめアトピー石鹸

おすすめアトピー石鹸

kk1

肌に優しく保湿効果もあるとして、スキンケアの定番となっている「ワセリン(ヴァセリン)」。安全性の高さも認められ、日本の医療機関でもよく使われており、アトピー性皮膚炎のケアにも使えるのではないかと言われています。

そこで、今回は手軽に保湿ケアのできる「ワセリン」は、本当にアトピー性皮膚炎をケアすることができるのか調べてみました。

そもそもワセリンとは何?

ワセリンとは石油を分解した際に得られる炭化水素類の混合物を脱色し、さらに精製した軟膏基剤です。
そうです。ワセリンは石油から作られているものです。化粧品なども石油が原料になっていて、化粧をすると肌荒れするなんてことは昔から言われていますよね。
そんな石油からできているものなのですが、実は安全性に関してはとても高く認められています。

本当にワセリンは安全なのか?

実は、以前ワセリンによる接触性皮膚炎が問題になったことがあります。以前のワセリンは不純物が多く混ざっていたものもあり、さらに石油系の防腐剤を使用していたことにより、皮膚炎を起こしてそのようなトラブルが発生してしまいました。
しかし、現在では基準が以前に比べて厳しくなり、純度の高い白色ワセリン(純度の高さによって黄色ワセリンと白色ワセリンにわけられる)が主流となっています。

そのため、このような肌トラブルはほとんどなくなり、皮膚科でも治療にワセリンが使われることが多くなりました。皮膚科の治療に使われるということは、アレルギー反応も副作用もほとんど心配なく、安全性が高いということです。

石油から作られているので心配だ、不安だと思う人も多いかもしれませんが、肌にダメージを与えるような刺激のあるものではないのでそのような心配はする必要がありません。

アトピーケアの基本は低刺激

kk2

アトピーケアの基本は極力刺激を抑えたものを使うことです。刺激の強い成分を含んだ化粧品はもちろんですが、シャンプーや洗顔料なども刺激の強いものは避けなくてはなりません。

ワセリンは不純物が混ざっていると、肌に刺激を与えてしまいますが、純度の高い白色ワセリンならそのような心配はほとんどありません。
特におすすめなのは、日本薬局方から出ている白色ワセリンです。実はこのワセリン、他の白色ワセリンとは違い、傷ついた皮膚への使用を想定して作られたワセリンなのです。

傷ついた肌に刺激を与えることは悪化に繋がります。なので、悪化させないためにも酸化防止剤、香料など肌の刺激となる添加物を一切使わずに作られた白色ワセリンなのです。
なので、バリア機能が破壊されて傷ついてしまっているアトピー性皮膚炎の肌にも安心して使用することができます。

また、超敏感な赤ちゃんの肌にも使えるベビーワセリンという商品も出てきます。このように敏感な肌の人が使っても大丈夫なように、改良されているワセリンなら、アトピーケアにも使うことができます。

ワセリンとはどのような効果があるのか?

ワセリンには保湿効果があると言われていますが、保湿は保湿でも、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分とは働きが少し違います。
では、ワセリンの保湿効果についてご紹介致します。

まず、私たち人間の肌はどのように水分を逃さないようにしているのかというと、皮膚の表面に薄い皮脂の膜をはって、皮膚の中の水分を逃さないようにフタをしています。
しかし、この膜を作っている皮脂が足りなくなると、そこから水分が蒸発してしまい、肌が乾燥してしまいます。アトピー性皮膚炎の人は肌が乾燥傾向にあると言われていますが、保湿成分が足りていないのはもちろん、この膜を作っている「皮脂」も足りないということになります。

ワセリンは、この皮脂の代わりとなることができます。ワセリンを薄く塗ることで、皮膚の表面にはっている薄い皮脂の膜の代わりとなり、皮膚の水分の蒸発を抑えることができるようになります。
要するに、今ある水分を逃さないようにキープすることができるということです。

ただし、キープするだけであり水分は与えられない

kk3

ただし、ワセリンは今ある水分をキープするだけ、すなわち新たに水分を与えたり、保湿成分を取り込むという効果はありません。
なので、乾燥してしまっている肌に使ってもあまりワセリンの恩恵が受けられないということです。

だから、ワセリンを使うときはお風呂あがりや洗顔後など、肌が潤っている状態で使うか、化粧水や美容液などで肌に保湿成分を与えてから使うのが効果的となります。

肌の乾燥は肌のバリア機能の低下にも繋がります。バリア機能が低下すると、肌が敏感になりあらゆる刺激に弱い肌になってしまいます。
しかし、ワセリンでフタをして水分を逃さないようにすることで、バリア機能が破壊されるのを防止に、刺激に強い肌を作ることができます。

アトピー性皮膚炎のケアでは基礎化粧品などで保湿成分を与えることも大切ですが、その保湿成分を逃さないためにしっかりフタをすることも大切です。
乳液などでフタをすると、余分な成分でべたついてしまうことがありますが、ワセリンなら余分な成分が一切入っていないのでべたつくこともなく、程よく保湿することが可能です。

アトピー性皮膚炎に効果的な塗り方&注意点

ワセリンは塗り方によっては本来の効果を発揮できなくなることがあります。ワセリンをより効果的にするための塗り方や注意点についてご紹介致します。

まず、ワセリンの塗り方ですが、「薄く均一に塗ること」です。塗るときは、とにかく肌をこすらないように優しく塗ります。特にアトピー性皮膚炎の人の肌は、摩擦による刺激にも弱いですので肌に刺激を与えないように塗ってください。
ワセリンはかたくなっている事があるので、手で練って柔らかくしてから塗ってください。

因みにワセリンは肌にフタをするものなので、あまり塗りすぎると逆に肌トラブルを招く原因になってしまうこともあります。落とすことも大変であり、厚塗りすればするほど綺麗に落とすことが難しくなります。
薄く塗って、洗顔で簡単に落とせる程度にすることが大切です。

さらに、注意点は他にもあります。まず、ワセリンを塗るときは、塗るところと手を清潔にしておくことです。汚れたまま塗ってしまうと、そこから雑菌などが繁殖してしまう可能性があるからです。
お風呂あがりなら清潔なのでそのまま塗ってしまっても大丈夫ですが、そうでないなら、必ず清潔にしてから塗るようにしてください。

また、乾燥した肌に塗るのではなく、必ず肌に水分が与えられている状態のときに塗るようにしてください。
ワセリンは皮脂の代わりとなる油分であり、保湿成分でもなければ水分でもないからです。失った水分を補給するという効果はありません。お風呂あがりで皮膚が十分に水分を与えられているときや、スキンケアをした後に使うようにしてください。

まとめ

kk4

アトピーケアにワセリンを使うのは効果的です。アトピー性皮膚炎の人は皮脂が少ないので、乾燥傾向にあるからです。ワセリンはその皮脂の代わりとなり、水分の蒸発を防止したり、バリア機能を高める効果が期待できます。
さらに、ワセリンは純度の高いものなら、刺激も少なく余分な成分が入っていないので、べたついて肌荒れすることもありません。

赤ちゃん肌や傷ついた肌にも使えるものがたくさんあるので、アトピー性皮膚炎の保湿ケアの心強い味方になると思います。
ただし、塗るときは、清潔で肌が潤っている状態で、優しく薄く均一に塗ることです。

もちろん、すべての人の肌に合うというわけではありません。しかし、皮膚科でも取り扱っていますので、心配なら皮膚科医に聞いてみることをおすすめします。

ワセリンでバリア機能を高めて、アトピー性皮膚炎に負けない肌づくりを目指しましょう!

»アトピー肌に優しい石けん おすすめアトピー石鹸

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です