アトピー性皮膚炎の人のシャンプーや石鹸の選び方

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おすすめアトピー石鹸

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シャンプーや石鹸は身体の清潔を保つためにも必要なものです。しかし、シャンプーや石鹸は肌に刺激を与えてしまうのも確かなことです。アトピー性皮膚炎の人の皮膚は外的刺激に弱くなってしまっています。なので、シャンプーや石鹸選びにも注意が必要です。

そこで、アトピー性皮膚炎の人は、どのようなシャンプーや石鹸を選べば良いのかご紹介いたします。

シャンプーや石鹸選びはとても重要!

シャンプーや石鹸は洗い流してしまうからあまり気にしていないという人が意外にも多いようです。しかし、シャンプーや石鹸も皮膚には刺激を与えてしまいますし、実はシャンプーや石鹸の影響って皮膚だけではありませんでした。

アトピー性皮膚炎の人の肌は、健康的な人の肌よりも刺激に弱いです。シャンプーや石鹸って肌表面に使うものですが、実は皮膚から成分が吸収されて血液に入っていってしまうということがわかりました。肌に使うものではありますが、実は身体の中にも影響が及んでしまっているということです。

皮膚で吸収したシャンプーなどの成分は、尿と一緒に外へ排泄されます。元々身体のなかになかった化学物質が身体の中に入って、色々なところを通って排泄されるということは結構大変な問題なのです。

アトピー性皮膚炎の治療において、体質改善は必要不可欠です。食事療法だって、体質を改善するためのものです。しかし、いくら食生活を改善したところで、身体の中に有害な化学物質が流れてしまうとなると、食事療法の効果も減ってしまいます。

なので、刺激から肌を守ることも大切ですが、きちんとした体質改善を目指すためには、どんなものを使って体を洗うかも大切になってくるということです。

アトピー性皮膚炎のシャンプー、これだけは避けてください!

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テレビCMでもお馴染みのシャンプーは、ドラッグストアやスーパーなど、どこにでも売っているし安いからついつい使ってしまいますよね。しかし、このような安価なシャンプーには非常に刺激の強い成分が配合されています。

今。ノンシリコンシャンプーというシリコンが入っていないシャンプーが流行っていますが、実は最も注意しなくてはならない成分はシリコンではありません。シリコンは時間が経過するとキューティクルと一緒に剥がれ落ちてしまうため、ダメージヘアには良くないと言われています。

しかし、皮膚にとってはシリコンよりも重大な成分があります。それが界面活性剤です。

界面活性剤っていうと、あまり良いイメージを持っていないと思いますが、中には天然由来の界面活性剤もあるため、全ての界面活性剤が悪影響というわけではありません。

界面活性剤の中でも注意して欲しいのが、高級アルコール系界面活性剤です。高級って付いていると、なんか良さそうなイメージがあるかもしれませんが、そういうわけではありません。高級アルコール系界面活性剤は、低コストでしっかり汚れを洗い流すことができるので、ほとんどのシャンプーに配合されています。今話題のノンシリコンシャンプーにもしっかり入っています。

洗浄力が非常に強いため、低コストでも十分な洗浄力が期待できる界面活性剤です。そのため、CMでお馴染みのシャンプーにはほぼ入っています。

中でも代表的で、特に注意が必要なのがラウレス硫酸ナトリウムとラウリル硫酸ナトリウムです。どちらも生産される際に硫酸が使われています。硫酸って非常に強い酸であり、タンパク質を変性させてしまう成分です。私たちの皮膚や髪はタンパク質でできているので、そのまま触ってしまうとたちまち溶かされてしまいます。

そんな強い刺激物を、生産する際に使用しているのです。極微量で、触っただけでは溶けないほどだとは思いますが、それでも皮膚に強い刺激を与えてしまうことは確かです。アトピー性皮膚炎の患者さんには絶対に使用してほしくない成分ですね。

高級アルコール系は基本的には使ってほしくはありませんが、ラウレス-4カルボン酸ナトリウムや、ラウレス-4酢酸ナトリウムなら、低刺激なので試してみるくらいなら大丈夫だとは思います。とは言え、化学物質ではあるので、アトピー性皮膚炎の患者さんにはおすすめできません。

どんなシャンプーを使えばいいの?

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やはり低刺激で、天然由来の成分を中心に配合されているシャンプーがおすすめです。刺激に弱い皮膚になっているので、やはりそこで強い刺激を与えてしまうと症状が悪化してしまいます。

さらに、天然由来の成分なら植物など私たちが口にできるものから抽出している成分であるため、皮膚から吸収されて血液中に入ってしまっても問題はありません。

おすすめはレシチンやサポニンなどです。レシチンは卵黄に含まれている成分で、サポニンはにんじんやお茶などに含まれています。普段私たちが口にする食べ物から作られた成分なので、血液中に入ってしまっても問題ありません。また、刺激も最低限なので、アトピー性皮膚炎の人にも優しい界面活性剤です。

ただ、低刺激の界面活性剤を使用しているシャンプーは洗い上がりがマイルドで、なおかつごわごわしてしまいます。合成シャンプーに慣れている人には洗い上がりに違和感を感じる人も少なくはありません。慣れるまでに若干我慢をしないといけない点がありますが、次第に髪もサラサラになっていきますし、アトピーの症状も落ち着いていきます。

やはり、天然由来の成分を使った、オーガニックシャンプーほどアトピー性皮膚炎の症状が悪化しにくいようです。

体を洗う石鹸は何を使ったらいいの?

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体を洗うときにみなさんは何を使っていますか?ボディソープか石鹸を使っていると思います。

やはり体を洗う時もシャンプー同様に着色料や香料も使わない無添加で、天然由来の成分で作られているものを使うのがおすすめです。

最近では、無添加のボディソープも増えてきていますが、無添加というパッケージだけを見て購入するのはちょっと危険です。パッケージに無添加という表記があっても、実は旧表示指定成分(アレルギーなどにより皮膚トラブルを起こしてしまう可能性のある成分)だけが無添加であり、そのほかの添加物は入っているということもあるので注意が必要です。

おすすめはボディソープよりも無添加石鹸を使うことです。特におすすめはコールドプロセス製法で作られた石鹸です。、コールドプロセス製法は低温で作る方法です。なぜコールドプロセス製法の石鹸がおすすめなのかというと、高温で成分を溶かして作るホットプロセス製法の石鹸の場合、グリセリンなどが抜けてしまいます。しかし、コールドプロセス製法なら抜けないので、皮膚の汚れを落とすとともに保湿することできるようになるからです。

アトピー性皮膚炎の肌は乾燥により肌のバリア機能が弱くなってしまっています。刺激に弱いデリケートな状態になっているので、低刺激の無添加石鹸で体を洗いながら保湿をすることで、バリア機能の修復しつつ皮膚を清潔の保つことができるようになります。

もちろん、あくまでもコールドプロセス製法はおすすめなだけであって、無添加石鹸ならどの石鹸でも問題は無いと思います。

使い方にも注意が必要です

アトピー性皮膚炎の肌でも問題なく使えるシャンプーや石鹸を選んでいたとしても、使い方次第ではアトピー性皮膚炎の症状は悪化してしまいます。「何を使うか」も大切ですが、「どう使うか」もとても大切です。

アトピー性皮膚炎の肌は健康的な肌よりも非常にデリケートになっています。健康的な人なら問題のない刺激でも、アトピー性皮膚炎の人にとっては問題という場合もあります。

シャンプーにしろ、石鹸にしろ、まずはよく泡立ててから使ってください。しっかり泡立てて、爪を立てずになるべく肌に刺激を与えないように洗ってください。シャンプーは指の腹を使って、体は柔らかいタオルを使うか泡を転がすようにして洗いましょう。

成分による刺激だけでなく、摩擦による刺激にも注意して洗ってくださいね。

もちろん、すぐに症状が改善されるということはありませんが、自分の肌質にあったものを選び、刺激を与えないよに洗えば、症状が悪化するということはまずありません。今まで、シャンプーや石鹸は特に対策していなかったという人はぜひ今からでも対策をはじめてみてください。

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