本当は怖い!アトピー性皮膚炎の人がなりやすい合併症

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アトピー性皮膚炎は、ウイルス、細菌、真菌などによるさまざまな疾患と合併することがあります。なぜ、合併症があるのかというと、アトピー性皮膚炎による皮膚の弱さや環境、ステロイド薬による免疫力の低下、アレルギーになりやすい体質などが原因です。
アトピー性皮膚炎の合併症って大したこと無さそうと思う人もいるかもしれませんが、中には人に移してしまような感染症や、失明してしまうような病気もあります。実はアトピー性皮膚炎そのものよりも合併症の方が怖かったりするのです。

では、アトピー性皮膚炎の人がなりやすい合併症とはどのような病気なのかご紹介いたします。

黄色ブドウ球菌が原因で起こりえる合併症

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アトピー性皮膚炎の原因は黄色ブドウ球菌が異常繁殖してしまい、皮膚の常在菌の種類を減らしてほとんどを黄色ブドウ球菌で占めてしまっていることです。黄色ブドウ球菌はどんなに美しく健康的な肌の人の皮膚にもいる常在菌ですが、異常繁殖してしまうとアトピー性皮膚炎になってしまいます。
さらに、アトピー性皮膚炎によって肌に傷ができると、その傷口から黄色ブドウ球菌が体内に侵入して、アトピー性皮膚炎以外の疾患を招いてしまうことがあります。では、黄色ブドウ球菌が原因で起こりえる合併症をご紹介いたします。

まずは「伝染性膿痂疹(とびひ)」です。アトピー性皮膚炎との合併症の中でも、最も感染者が多いと思われる疾患です。どちらかというと幼児の方が多く感染するようですが、最近は思春期以降の人の感染も増えてきています。
かゆみなどで肌を掻きむしると黄色ブドウ球菌が手に大量に付着します。その手で傷口などを触ったり、すると黄色ブドウ球菌が体内に侵入して水ぶくれやかさぶたを作ります。手や水ぶくれが破れたときにでる汁によって、あっという間に全身に水ぶくれやかさぶたができてしまいます。

水ぶくれができる場合は黄色ブドウ球菌が原因ですが、かさぶたができる場合は化膿レンサ球菌が原因です。最近では、アトピー性皮膚炎との合併症であっても化膿レンサ球菌が原因である場合も増えてきています。
水ぶくれができる場合はかゆみと水ぶくれくらいしか目立った症状はありませんが、かさぶたができる場合はかゆみやかさぶた以外に、リンパ節の腫れや喉の痛み、発熱なども伴います。

次は「ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(ぶどうきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん)」です。
黄色ブドウ球菌が大量に生産されることで発症リスクが高まる疾患で、乳幼児に発症することが多いです。症状は発熱と水ぶくれと全身発赤です。ほんの少し肌を摩擦しただけでも水ぶくれができてしまうのが特徴です。

また、「毛嚢炎(もうのうえん)」も黄色ブドウ球菌が原因で発症します。毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれている疾患で、年齢に関わらずアトピー性皮膚炎の人が合併しやすい疾患です。
毛穴に黄色ブドウ球菌が繁殖し、赤いブツブツとしたニキビのような丘疹ができます。かゆみや痛みはほとんどありませんが、軽い痛みを感じることも稀にあります。1個しか丘疹ができない場合もありますし、人によっては数十個ほど大量にできてしまうこともあります。

ウイルスが原因で起こりえる合併症

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アトピー性皮膚炎は細菌だけでなくウイルスに感染することで合併症を伴うこともあります。ウイルスが原因で合併する疾患は、完治が難しい上に、簡単に他人に移してしまう可能性があるので注意が必要です。

特に合併しやすいのが単純ヘルペスウイルスが原因の「カポジ水痘様発疹症(すいとうようほっしんしょう)」です。年齢に関わらずどのアトピー性皮膚炎の人にも感染しやすい疾患です。多くは乳幼児期に既に感染しており、ステロイド薬などの影響で免疫力が低下したときに発症します。
アトピー性皮膚炎により傷ついてしまった皮膚に2mm前後の小さな水ぶくれが作られます。唇の周りや目の周りなど顔に出てしまうことが多いです。目の周りに出てしまった場合、目の粘膜や角膜などにも感染する可能性があるため、眼科で検査することが必要になります。

また、「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)=水いぼ」や「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)=いぼ」もウイルスが原因で感染します。どちらもアトピー性皮膚炎の人に感染しやすいです。伝染性軟属腫の方は0.5~5mm程度の少し赤い丘疹ができ、丘疹を潰したりすると中からウイルスが押し出されます。ウイルスを追い出すことで治すことができます。プールなどで感染することが多く、特に子供に感染しやすいそうです。
尋常性疣贅の方は、1~5mmくらいの丘疹ができます。全身どこにできてもおかしくないですが、特に四肢に出やすいです。

真菌が原因で起こりえる合併症

真菌とはカビ菌のことであり、普段は付着していても特に問題はありません。しかし、ステロイド薬などの影響により免疫力が低下すると異常繁殖してしまい、アトピー性皮膚炎の合併症になってしまうこともあります。

特にカンジダ真菌による「カンジダ症」は免疫力が低下するとすぐに発症したり再発したりする厄介な疾患です。カンジダ症は皮膚や爪などに感染することもあれば、口や膣内など粘膜部分に感染することもあります。
特に女性は、免疫力が低下したりストレスを感じたりすると「膣カンジダ症」を発症しやすいので注意が必要です。カンジダ真菌は誰にでもいる常在菌であるため、完治したとしても完全にカンジダ真菌を体から追い出すことはできません。完治したら再発させないように気をつけることが大切になります。

また、インキンタムシ(白癬菌)にも感染しやすいです。白癬菌(はくせんきん)は、病巣を中心として周りに湿疹ができる疾患です。感染者が使用したベッドに入ったり、プールなどから感染することがあります。アトピー性皮膚炎の人の場合、アトピー性皮膚炎の湿疹と白癬による湿疹が混ざってしまい、どこが白癬なのかアトピー性皮膚炎なのか見分けが付かないことがあります。
そのため、白癬菌が原因であってもアトピー性皮膚炎と診断され、ステロイド薬を処方されることがありますが、ステロイド薬で治療することはできませんので専門家による真菌検査が必要です。

目に発症する合併症

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アトピー性皮膚炎は皮膚だけでなく目にも合併症を伴うことがあります。特に「白内障」は注意が必要です。アトピー性皮膚炎の湿疹はひっかくと黄色い体液が出てきます。この液が目の中に入ると、目の中にあるレンズが白く濁ってしまいます。一度レンズが濁ってしまうと、もとに戻すことはできませんので、人工的作られたレンズに変える手術が必要です。
何も対処せずに放置していると、最終的に失明してしまいます。アトピー性皮膚炎の成人している患者さんのうち、2~10%ほどの人が白内障と合併していると言われているので、顔に湿疹ができやすい人は定期的に眼科へ検診しに行くことをおすすめします。

また、「網膜剥離(もうまくはくり)」もアトピー性皮膚炎と合併しやすいです。目の周りに湿疹ができると、かゆみによって目の周りをこすってしまい、その刺激によって眼の奥にある網膜が剥がれてしまい視力が低下してしまいます。最悪の場合失明する可能性もあり、さらに白内障と合併することもあります。万が一白内障を伴っている状態で網膜剥離になると、レンズの濁りにより網膜剥離の診断が遅れてしまうことがありますので、なるべく目には刺激を与えないようにしましょう。

合併症は予防と早めの治療が大切

合併症はある程度予防することができます。真菌やウイルス、細菌などは免疫力を低下させないように、食生活や生活リズムを整えることで予防することができますし、目の病気は目の周りに刺激を与えないようにしていれば予防できます。
万が一、合併症を伴ってしまった場合は、早めに対処することで、より確実に治療することが可能になります。少しでも心配な部分があれば、すぐに専門の診療科目を受診してください。



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