アトピー性皮膚炎の人はカンジダになりやすい?その理由と対処法

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アトピー性皮膚炎とカンジダってあまり関係がないように思われますが実はそんなことはありません。アトピー性皮膚炎の患者さんは普通の人よりもカンジダになりやすい傾向があるようです。
なぜ、カンジダになりやすいのか、もしもカンジダになったらどうすれば良いのかご紹介いたします。

カンジダとは?

そもそもカンジダとはなんなのかご紹介いたします。

カンジダはカビ菌の一種であり、カンジダ真菌と呼ばれています。カンジダ真菌は、どんな人の皮膚にもいる常在菌です。なので、カンジダ真菌を完全に体から追い出すということはできません。
しかし、なんらかの原因でカンジダ真菌が異常繁殖してしまうことがあります。そして、異常繁殖した部分にかゆみが発生したり、カンジダ真菌の塊ができたりします。

カンジダといえば膣カンジダ症が最も身近だと思いますが、膣と同じく粘膜にできるタイプとして口腔カンジダや食道カンジダがあります。また、粘膜だけでなく皮膚にできる皮膚カンジダや爪カンジダがあります。
特に女性は膣カンジダ症になる人が多いです。女性の5人に1人は膣カンジダ症を経験するとも言われているほどです。それくらい、カンジダは身近な症状なのです。

なぜ、カンジダ真菌が異常繁殖するのか?

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では、なぜカンジダ真菌が異常繁殖するような事態が起きるのか理由をご説明いたします。

カンジダ真菌が異常繁殖する理由は感染したなど色々ありますが、感染経路などを介さずに自分自身で発症させてしまうこともあります。なぜ、異常繁殖してしまうのかというと、主な理由としては「体の免疫力が低下するから」です。
特に膣カンジダ症は、過労や睡眠不足、風邪を引いた時など免疫力が低下するとすぐに発症してしまいます。

免疫力が低下すると、常在菌のバランスが崩れます。特に膣内は免疫力が低下することでphが変化し、カンジダ真菌が繁殖してしまいます。また、カンジダ真菌はカビ菌ですので、高温多湿の環境を好みます。体温で暖かくなっており、常に湿り気のある膣内はカンジダ真菌が繁殖するのにはうってつけの場所です。だから、カンジダ症は膣で発症することが多いのです。
(カンジダ真菌は乾燥に弱いため、万が一カンジダ膣炎が男性に感染しても、男性器は膣と違い外に出ているためをしっかり乾燥させることができるので発症する可能性は低いです。)

免疫力を低下させる原因は過労や睡眠不足だけではない

免疫力を低下させる原因は、過労や睡眠不足だけではありません。薬物によっても免疫力が低下することがあります。
では、免疫力の低下に影響する薬物とはどのようなものかというと、まずは風邪などの治療薬として使われる「抗生物質」、PMS(月経前症候群)や月経異常、避妊などで使われる「ピル」、そしてアトピー性皮膚炎の治療薬として使われる「ステロイド」などです。

ちょっとした体の変化でカンジダ症は発症するため、アトピー性皮膚炎だけが原因ではありませんが、ステロイド薬を使用しているとカンジダ症を発症する確立は高くなります。
また、アトピー性皮膚炎が原因で周りから冷たい視線や言葉を浴びせられたり、睡眠障害などが起きたりし、精神的なストレスを抱えることでも免疫力は低下します。
このような理由から、アトピー性皮膚炎の人はカンジダ症が発症しやすいのではないかと考えられます。

ステロイド薬はなぜ免疫力を低下させるのか

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ステロイドの成分は、元々人間の体の中にある副腎皮質ホルモンのことです。通称ステロイドホルモン(ストレスホルモン)と呼ばれています、このホルモンは、ストレスを受けたときに、生き延びるための自己防衛として分泌されます。
元々体の中にあるホルモンですので、数回使用したくらいではステロイド薬の副作用は出ません。しかし、長期的に使用することで副作用のリスクが増加します。

ステロイド薬がアトピー性皮膚炎の治療で使われる理由は、強い抗炎症作用があるからです。ステロイド薬を使用することで、皮膚炎が抑えられ、症状の落ち着かせることができるようになります。
しかし、長期的に使用すると、常にステロイドホルモンが分泌されているのと同じ状態になります。内服薬はもちろんですが、外用薬も皮膚から体内に吸収されて血管を介して全身に周るため、長期に渡って使用すれば副作用は現れます。

その副作用が免疫力の低下です。ここでは副作用と記しましたが、実は免疫力の低下もステロイド薬そのもののの効果です。実際に免疫力を低下させることを目的にステロイド薬を使うこともあります。
なので、厳密に言えば免疫力の低下は薬の効果によるものであり、副作用ではありません。

要するに、ステロイド薬の効果によって免疫力が下げられてしまうということです。

脱ステロイドをする

では、カンジダ真菌を異常繁殖させないためにはどうしたら良いのかというと、ステロイド薬を使っている人は脱ステロイドを開始してください。いきなりステロイド薬の使用を中止してしまうと、急激に症状が悪化してしまうので、少しずつ使用頻度を減らして、ステロイドのレベルを下げていってください。

脱ステロイドの基本は、一気にやめるのではなく少しずつステップを踏むことです。
もしも、脱ステロイドに関して指導してくれるような医師がいれば、その方に指導してもらうとより安全に脱ステロイドができると思います。そんな医師は近くにいないという人は、自分のペースでゆっくりステップを踏んでください。

抗真菌薬を使う

患部にもよりますが、抗真菌薬を使うとより効率的に治療することができます。カンジダ専用の外用薬や内服薬、膣錠などありますが、水虫も真菌によるものなので、水虫の治療薬でも効果はあります。
しかし、アトピー性皮膚炎の場合、肌が敏感ですので必ず医師の指導の元薬を使用してください。もしも処方された薬と同じ成分の薬が市販で販売されているのなら、次回以降はそちらを使用しても大丈夫でしょう。

また、ステロイド薬を使ってもアトピー性皮膚炎が良くならない人がいるように、抗真菌薬を使ってもなかなか良くならない人がいます。実はカンジダで使用される抗真菌薬の成分は何種類かあり、人によってよく効く成分とあまり効かない成分が違います。
なので、自分の体と相性の良い成分を探さなければなりません。医療機関によって取り扱っている抗真菌薬の成分が違うこともあるので、病院を変えてみるのも1つの手段です。

特別な理由がない限りはできるだけはやめに抗真菌薬を使うことをおすすめします。

食事やサプリメントで免疫力を上げる

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カンジダ真菌だけでなく、基本的に真菌は免疫力が低下したときに異常繁殖してしまいます。なので、免疫力を上げることで回復したり、未然に防ぐことが可能になります。
基本的には食事で免疫力が上がる成分を摂取することです。アレルギーにより必要な成分を摂取できない場合は、足りない部分を補うのにサプリメントを使用するのもおすすめです。

免疫力を上げる成分としては、新鮮な野菜や果物に多く含まれている酵素、便通を良くして腸内環境を良くする食物繊維、腸内環境を整える善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌、赤ワインやカカオなどに多く含まれているポリフェノール、大豆に多く含まれているイソフラボンなどです。
その他にも免疫力を高める効果のある成分はたくさんあるので、野菜や果物、肉や魚など、バランスの良い食事を心がけていれば問題はありません。食事療法などで、しばらくバランスの良い食生活は難しいという場合などは、サプリメントで補いましょう。

健康的な生活習慣を心がける

肉体的にも精神的にも、ストレスを抱え込みすぎることは免疫力の低下に繋がります。
睡眠不足にならないように夜は寝て朝に起きるといった規則正しい生活リズムを心がけること、乗り物に頼らず歩いて移動するなど簡単な部分だけでいいので適度に体を動かすようにしましょう。
どうしても規則正しい生活リズムは難しい場合は、睡眠時間だけでも確保してください。

また、太陽の光に浴びることもおすすめです。日光にはセロトニンという幸せホルモンの分泌を促す効果があるそうです。ストレスを抱えてしまっているときなどに数分間でいいので、日光を浴びることをおすすめします。

まとめ

カンジダ症はカンジダ真菌が異常繁殖することによって発症します。カンジダ真菌が異常繁殖する原因は、主に免疫力の低下です。
特に、アトピー性皮膚炎の治療でステロイド薬を使っていると、薬の効果によって免疫力が低下してしまうため、カンジダ症を発症させる可能性が高くなります。

対策としてはまずは医師から抗真菌薬を処方してもらうこと、少しずつで良いので脱ステロイドをすること、そして食事や生活習慣などで免疫力を高めることです。
抗真菌薬でカンジダ真菌の繁殖を抑えたり、体内から追い出したりすることも大切ですが、未然に防ぐためにも普段から免疫力を高めておくことも大切です。

アトピー性皮膚炎にもカンジダ症にも負けない、強い体づくりをしましょう!



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