アトピー性皮膚炎と敏感肌の違いと共通点とは?

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アトピー性皮膚炎で、なおかつ敏感肌の人って多いですよね。しかし、そもそも敏感肌ってどのような肌の状態なのかというのがよくわかっていなかったり、曖昧な人も多いのではないでしょうか?

では、敏感肌とはどのような状態の肌のことを指すのか、共通点や違いについて詳しく見てみましょう。

肌のバリア機能が低下している

敏感肌とアトピー性皮膚炎の共通点としては「肌のバリア機能が低下している」ということです。

バリア機能とは、外部からの刺激や有害物質などに肌が負けないように防御する機能のことであり、どんな人の体にも元々ある機能です。
具体的にどのような機能なのかというと、例えば細菌やウイルスの侵入を防いで感染症を防止したり、花粉やハウスダストなどによる刺激で肌が荒れないようになど、さまざまな刺激から肌を守ってくれます。
それだけでなく、肌の水分を外に逃さないように潤いをキープするのも肌のバリア機能によるものです。

皮膚の構造は、まず一番外側に皮脂膜という薄い油分の膜を張り、外部からの刺激に強く水分の蒸発を防ぎます。そして肌の内部の角質層にある角質細胞内にある天然保湿因子(NMF:人間が元々持っている保湿成分)が、皮膚内部の水分をキープして肌の弾力を作り出します。さらに、細胞の間と間を埋めるようにセラミドが肌の弾力と潤いを守ります。
正常な肌はこれらの要素がしっかり保たれ、肌のバリア機能も高くなっているため、少しの刺激くらいでは肌が傷ついたり荒れることもありません。

しかし、皮脂が不足し水分が蒸発してしまっているような状態の肌は、これらの要素が整っておらず、あらゆる刺激に敏感になってしまいます。

敏感肌もアトピー性皮膚炎も、肌が敏感になっている状態であり、これらの要素が整っておらずバリア機能が低下しているという共通点があります。

肌が乾燥している

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肌のバリア機能が低下するとあらゆる肌トラブルの原因になります。肌のバリア機能を高めているのは、肌の水分と皮脂のバランスです。
水分が蒸発して肌が乾燥してしまうと、肌のバリア機能が低下してしまうので、皮膚の内部に細菌やアレルゲンなどが侵入しやすくなります。アトピー性皮膚炎や敏感肌の人の肌が乾燥している傾向にあるのはそういうことです。

そもそも、乾燥していない肌はしっかり水分がキープされていて潤いがあるので、肌トラブルには負けにくくなっています。すなわち、肌が弱いということは、乾燥していてバリア機能が低下しているということです。

因みにオイリー肌の元も乾燥が原因です。水分が足りないので自ら水分を補おうと皮脂をたくさん分泌してしまった結果、オイリーな肌になってしまいます。
要するに、元を辿れば「肌の乾燥」があらゆる肌トラブルを招いてしまっているということになります。

敏感肌にアレルギー反応が加わるとアトピー性皮膚炎に

肌が乾燥してしまい、バリア機能が低下してあらゆる刺激に弱くなってしまった肌を敏感肌と言いますが、そこにアレルギー反応が加わり湿疹やかゆみなどが加わるとアトピー性皮膚炎になります。

敏感肌の場合、外部から刺激を受けると接触性皮膚炎を起こします。主に肌が赤くなってしまったり(発赤:はっせき)、かゆくなったり(掻痒:そうよう)、腫れてしまったり(腫脹:しゅちょう)、痛みを感じたり(疼痛:とうつう)します。

一方、アトピー性皮膚炎の場合は、アレルギーを持っている人が多いため、アレルゲンに触れたり口にしたりすることで、肌がアレルギー反応を起こして湿疹や強い痒みを起こします。
アトピー性皮膚炎の湿疹は激しい痒みを伴い、赤みがあり、ぶつぶつと盛り上がっていたり、じゅくじゅくと水分が多かったり、ゴツゴツしていたりします。比較的左右対称にできやすいというのもアトピー性皮膚炎の特徴です。

一見同じようにも見えますが、普通の敏感肌の場合、アトピー性皮膚炎のようにアレルギーを特に持っていなかったり、湿疹はできないけどただかゆくなってしまうだけであったりなど、症状や症状の悪化を誘発する原因が違います。
また、敏感肌の場合は顔だけだったり、アクセサリーを付けていたり化粧品を使った場所など、一部の肌が荒れたり、顔だけが敏感肌、体だけが敏感肌という場合もあります。一方、アトピー性皮膚炎の場合は、体質的な問題であるため顔を含む全身に症状が出ますので、体全体がアトピー性皮膚炎であるということになります。

アトピー性皮膚炎は敏感肌+アレルギー

アトピー性皮膚炎は、敏感肌であり、なおかつアレルギー反応を伴うものです。要するに、敏感肌のさらに上を行く究極の敏感肌ということになります。

なので、化粧品などは敏感肌のように刺激の少ないものを選ばなければなりませんし、それにプラスしてアレルギー反応を起こしにくいものやアレルギーのないものを選ばなければならないということになります。

アトピー性皮膚炎=敏感肌というようにイコールで繋げられるというわけではありませんが、アトピー性皮膚炎自体、敏感肌を伴っているものだと思ってよいでしょう。

基本的なスキンケアは同じ

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敏感肌も、アトピー性皮膚炎も、どちらも肌が敏感になっているため、刺激を与えないように肌を優しく扱わなければなりません。アトピー性皮膚炎の場合はアレルギーが関係してくるので、使える化粧品などはかなり限られてしまいますが、基本的なスキンケアのやり方は同じです。

やはり、敏感肌もアトピー性皮膚炎も、肌のバリア機能を高めて肌を強化していくスキンケアを心がけることが大切です。スキンケアのポイントとしては「皮脂と水分のバランスを整えて、肌に潤いを与えること」です。潤いを与え、さらに皮脂で潤いをキープできる肌を目指します。(皮脂の出過ぎも、ニキビなどの肌トラブルの元になるので皮脂のバランスも整えます。)

お風呂からでたらすぐにスキンケアを!

お風呂に入ると肌にたっぷり水分が補給されます。しかし、その水分はすぐに蒸発してしまいます。お風呂から上がってしっかり体を拭いて、服を着る前にスキンケアをすることがおすすめです。
顔も同じで、お風呂あがりか洗顔後すぐにスキンケアをするようにしましょう。

敏感肌もアトピー性皮膚炎もまずは水分の蒸発を防いで、しっかり水分を肌に閉じ込めることが大切です、できればお風呂あがってすぐ、3分以内にスキンケアすることが理想的です。
アトピー性皮膚炎の場合は、顔も全身もスキンケアをしなくてはならないので、少し大変だと思いますが、はやめのスキンケアが乾燥を防ぐ鍵となっているので、お風呂からでたらできるだけ早くスキンケアをしてください。

アトピー性皮膚炎と敏感肌の違いまとめ

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アトピー性皮膚炎と敏感肌の共通点は、肌の水分が足りず「バリア機能が低下し、刺激に敏感になっている」というところです。

敏感肌の場合は、発赤、掻痒、腫脹、疼痛などの症状があり、顔だけや体だけなど、一部分のみ敏感肌というケースも多いです。また、アレルギーを持っていない人も多いです。

一方、アトピー性皮膚炎は、敏感肌+アレルギー反応があります。アレルゲンが肌に触れたり、体内に摂取することで症状が悪化することがあります。また、アトピー性皮膚炎は体の一部分だけでなく、全体的に症状が出ます。アレルギー反応により湿疹が出たり、強烈なかゆみに襲われることもあります。

アトピー性皮膚炎と敏感肌にはこのような違いがありますが、肌が乾燥傾向にあること、スキンケアでは肌に水分をしっかり与えて保湿し、バリア機能を向上させることを重点的に行うのは同じです。
症状は違いますし、敏感肌自体は皮膚疾患ではありません。しかし、肌を強くするために行うことは同じです。しっかりとした保湿ケアをして、刺激に負けない強い肌を作りましょう!



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