アトピー性皮膚炎と保湿について。保湿ケアが必須の理由

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病院で治療を受けるときに、ステロイドなどの薬以外に保湿剤を処方されることがあります。なぜ、保湿剤が処方されるのかというと、アトピー性皮膚炎にとって保湿はとても大切なことだからです。

では、アトピー性皮膚炎と保湿について、色々まとめていきたいと思います。

そもそもスキンケアは保湿をするところから始まる

スキンケアの基本は保湿です。アトピー性皮膚炎の人に限らず、スキンケアでは保湿が基本です。

よく、肌が乾燥傾向にあるか、それともオイリー肌なのかと問われますが、オイリー肌って水分が多くて脂っぽくなっているわけではありません。むしろ、肌に水分が足りなくて、その水分を補おうと皮脂を多く分泌してしまうから脂っぽい肌になってしまうのです。結局のところ、乾燥肌もオイリー肌も、肌に水分を補い、水分を逃さないために保湿をすることがスキンケアの基本となります。

アトピー性皮膚炎の患者さんは、肌質が乾燥傾向にあります。特に子供のアトピー性皮膚炎の患者さんは、粉をふくくらい乾燥してしまっている子が多いようです。

なので、この乾燥を防ぐためにも、保湿ケアをしなくてはならないと言うことです。

乾燥すると皮膚のバリア機能が破壊されます

私たちの皮膚にはバリア機能があります。バリア機能は、ハウスダストや花粉、汗、細菌などの刺激から皮膚を守るための機能です。

皮脂と水分のバランスがよくとれている健康的な皮膚は、バリア機能がしっかりしているので、ちょっとくらいの刺激で肌荒れすることはありません。

乾燥している肌は健康的な肌ではありません。つまり、バリア機能が壊れてしまっていて、あらゆる外的刺激に弱くなるということです。アトピー性皮膚炎の患者さんの肌は、ちょっとした刺激で症状が悪化してしまいます。乾燥がひどければ酷いほど、バリア機能は破壊されており、外的刺激に弱くなります。

また、バリア機能が壊れている皮膚は、水分を自力で保湿することも難しく、肌の水分が蒸発しやすい状態になっています。このような状態になっている皮膚を、保湿ケアせずにそのまま放置してしまうと、どんどん状態がひどくなっていき、外的刺激にも弱く、そして自然治癒力も弱いという、非常に弱い皮膚になってしまうのです。

乾燥は肌のターンオーバーを遅らせてしまいます

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肌のターンオーバーというのは肌の新陳代謝のことです。

肌は、常に古い角質を追い出して新しい皮膚を作り出しています。ターンオーバーのサイクルは健康的な肌の場合で28日程度です。常に新しい肌が作られることで、傷や肌荒れがアカやかさぶたとなり剥がれ落ちていきます。肌のターンオーバーは、皮膚の自然治癒力でもあるのです。

しかし、肌が乾燥してしまっていると、正常なサイクルでターンオーバーされず、間隔がどんどん広くなっていってしいます。ターンオーバーのサイクルが広がってしまうと、古い角質がなかなか剥がれ落ちず、そのまま肌に残ってしまいます。

古い角質が残ってしまっている肌は、肌の表面にいくつもの古い角質が重なってしまっていて、健康的な肌に比べてかたく、ごわつく感じがあります。

さらに、ターンオーバーが遅れていると、肌荒れが治りにくくなったり、肌の乾燥が進行してカサカサ肌や脂っぽい肌になったり、シミや小じわが目立ってきたりします。

アトピー性皮膚炎の患者さんの肌は乾燥傾向にあり、バリア機能が破壊されているので、肌のターンオーバーも健康的な肌の人よりも間隔が広くなってしまっています。そのため、外的刺激に弱いだけでなく、傷の治りも遅いのです。

保湿ケアをすることでバリア機能を正常化できます

アトピー性皮膚炎には保湿が大切な理由は、肌の保湿ケアをすることで、肌に水分が補われ、徐々にバリア機能の回復させることができるからです。

バリア機能が破壊されて、あらゆる外的刺激に弱くなってしまい敏感になっている肌に水分を与えて、バリア機能を回復させると、外的刺激に強い肌をつくり上げることができます。

外的刺激に強くなると、ちょっとの刺激くらいでは発疹が作られにくくなります。そして、肌も自力で水分を蒸発させないように保湿するので、乾燥しにくくもなり、健康的な肌へと近づけます。

保湿ケアで肌のターンオーバーを正常化します

保湿ケアをすることで肌が健康的になると、肌のターンオーバーが正常化します。きちんとしたサイクルでターンオーバーが繰り返されることで、古い角質はきちんと剥がれ、肌表面には常に新しい皮膚が出ている状態になります。

肌のターンオーバーは肌の自然治癒力でもあります。ターンオーバーが促進されることで、自然治癒力のアップするので、ちょっとしたニキビや小さな傷くらいならすぐに治るようになります。

もしも、アトピー性皮膚炎の発疹ができてしまったとしても、治まりやすくなるということです。

また、肌が傷ついてしまうとアトピー性皮膚炎は悪化してしまいますが、傷自体もはやく治すことができるので、アトピー性皮膚炎の症状も悪化しにくくなるのです。

保湿ケアをする良いタイミングはお風呂あがり

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保湿ケアをすることで、肌のバリア機能を修復し、ターンオーバーを促進してアトピー性皮膚炎に負けない肌作りをすることが可能になります。しかし、アトピー性皮膚炎に負けない肌づくりをするには、保湿ケアをするタイミングを考えなくてはなりません。

保湿ケアをするのに最も良いタイミングはお風呂あがりです。できればお風呂からあがって5分以内に保湿ケアをするのが理想的です。

なぜ、お風呂あがりが良いのかというと、お風呂あがりは皮膚が水分を吸収して、潤っている状態になっているからです。しっかり水分を吸収している肌に保湿剤をぬることで、水分を逃さないように皮膚にフタをすることができます。

しかし、お風呂あがりは水分を吸収している分、乾燥しやすい状態でもあります。お風呂で吸収した水分はすぐに蒸発してしまうので、5分以内に保湿ケアをはじめて2分以内に終わらせることが理想的です。そうすることで、水分の蒸発を最低限に抑えてしっかりフタをすることができるようになります。

どんな保湿剤を使えばいいのか?

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医療機関で処方される保湿剤を使えば間違いはありませんが、脱ステロイドを目指していたり、忙しい人などは医療機関へ行く機会も少なくなっていると思います。

また、子供の場合は病院に行くのを嫌がるので、なかなか連れていけなかったりもしますよね。

そこで、ドラッグストアでも購入できるような保湿剤のなかで、どのようなものがアトピー性皮膚炎におすすめなのかをご紹介いたします。

まずは油脂性軟膏がおすすめです。油脂性軟膏は、ワセリンや亜鉛華軟膏などが代表的です。ワセリンを使う場合は黄色ではなく純度が高い白色がおすすめです。油脂性軟膏は比較的安価で購入でき、さらに刺激も少ないので、刺激に弱いアトピー性皮膚炎の人の肌にも使えます。ただし、使用感に若干のベタつきが感じられるので好みがわかれるかもしれません。

しかし、油脂性軟膏は保湿剤としては基本なので、一度使ってみる価値はあるのではないでしょうか。

次におすすめなのか尿素入のクリームやローションです。尿素入りの保湿剤は、ベタつきは少ないのですが保湿効果が高いので、しっかりフタをして水分を逃しません。ただし、刺激を感じる場合もあるので、パッチテストは必須です。

ヘパリン類似物質の保湿剤もおすすめです。保湿効果が高い上にベタつきもすくなく、さらに塗り伸ばしやすいのでおすすめです。ただし、ちょっとニオイを感じるものもあるので、好みがわかれそうです。

その他にも、アトピー性皮膚炎の肌に使用できる保湿剤はたくさんあります。自分の肌に合う保湿剤を使用するのがベストです。

どの保湿剤にも言えることは「刺激が少ないものを選ぶこと」です。心配な人は、保湿剤を購入する前に、皮膚科医に相談してみることがおすすめです。

アトピー性皮膚炎に保湿ケアは必須

どんな肌質の人でも保湿ケアは必要です。アトピー性皮膚炎の人も例外ではありません。

むしろ、肌のバリア機能が破壊されてしまって、ターンオーバーの周期も乱れてしまっているアトピー性皮膚炎の人ほど保湿ケアは必要です。

保湿ケアはアトピー性皮膚炎に負けない肌づくりをすることが可能なのです。保湿ケアに大切なことは毎日きちんと続けることです。すぐに効果が現れるということはありませんが、毎日きちんと続けることで、必ず効果が見えてくると思います。

きちんと保湿ケアをして、刺激に強く自然治癒力も高い、アトピー性皮膚炎に負けない肌づくりを目指しましょう!



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