アトピーはうつる病気ではない!ただし注意が必要なことも・・・

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「アトピー」と検索ボックスに入力したときに「アトピー うつる」という検索候補が出てきました。検索ボックスに表示される検索候補は、上位に表示されるほど検索している人が多いワードとなっています。
要するに、検索候補に表示されるということはそれだけ「アトピー うつる」で検索している人が多いということです。

何を理由にこのようなことを検索しているのかはわかりませんが、確かに言えることは「アトピー性皮膚炎がうつる病気だと思っている人が未だにいる」ということです。
今回は、アトピー性皮膚炎はうつる病気ではないということと、アトピー性皮膚炎に関する注意点などをご紹介いたします。

アトピー性皮膚炎は体質やアレルギーによって発症します

アトピー性皮膚炎が発症する原因は、明確には不明ということになっていますが、ここ最近の研究でわかったことは黄色ブドウ球菌が原因であるということです。
黄色ブドウ球菌自体は、どの人の皮膚にも存在する常在菌です。アトピー性皮膚炎の人の皮膚は、健康的な人の皮膚よりも常在菌の種類が少なくなっており、その代わり黄色ブドウ球菌が増えてしまっているという状態になっています。

なぜ、黄色ブドウ球菌が増えてしまっているのかという原因は不明のようですが、恐らくは体質的な問題が絡んでいるのではないかと思われています。

また、アトピー性皮膚炎の患者さんはアレルギーを持っている人も多く、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)に触れることでアレルギー反応としてアトピー性皮膚炎の症状が出たり、悪化したりすることがあります。
アトピー性皮膚炎はアレルギーそのものではありませんが、アレルギーによって発症してしまうことがあるのは事実です。

要するにアトピー性皮膚炎は「感染症ではない」ということです。なので、人からうつされることもありませんし、自分から人へうつってしまうこともありません。
だから、いくらアトピー性皮膚炎の人と一緒に行動しても、アトピー性皮膚炎になってしまうことはありません。

アトピー性皮膚炎がうつったといううわさがあるけど・・・

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インターネット上や巷のうわさによると、「アトピー性皮膚炎の人と一緒にいたらうつった」という話があります。アトピー性皮膚炎はうつる病気ではありません。
しかし、アトピー性皮膚炎と一緒に行動していた人がアトピー性皮膚炎になってしまったという話自体はありえない話ではありません。

その理由は、大人も子どもも関係なくアトピー性皮膚炎の患者さんの数が多いからです。日本は先進国の中でも比較的アトピー性皮膚炎の患者さんの数が多いです。さらに、重症患者の数はトップクラスの多さです。
なので、アトピー性皮膚炎の人と一緒に行動していた人が、アトピー性皮膚炎になってしまうということは十分ありえるということです。

しかし、これは感染したというわけではなく、たまたまアトピー性皮膚炎になりやすい体質(アトピー要因のある人)同士が一緒にいたというだけです。
それをうつったと勘違いしてしまっているだけです。そして、うわさがうわさを呼び、「アトピー性皮膚炎はうつる」と勘違いしてしまう人がどんどん増えていってしまっています。

大切なことなので何度も繰り返しますが、アトピー性皮膚炎が人から人へうつることはありません。

アトピー性皮膚炎の人の肌に触れても問題はありません

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アトピー性皮膚炎は感染症ではないので、アトピー性皮膚炎の人の肌に触れても何も問題はありません。触れるだけでなくキスのようにお互いの体液に触れる行為をしたとしてもうつることはありません。

ただし、アトピー性皮膚炎の人の肌に触れるときに注意することがあります。

それは、アトピー性皮膚炎は刺激によって悪化してしまうことがあるということです。アトピー性皮膚炎の人の肌はとってもデリケートになっています。究極の敏感肌とも呼ばれているほど、傷つきやすい肌質なのです。だから、アトピー性皮膚炎の人の肌に触れるときは、あまり刺激を与えないようにしてください。
特にひっかくなど、肌を傷つけるような行為は絶対にしてはいけません。症状が悪化してしまい、眠れない日々を送ることになってしまうかもしれないからです。

アトピー性皮膚炎は悪化してしまうと、患部がじゅくじゅくして滲出液が出てきてしまうこともあります。あまりにひどくなると、近づいただけで体液の臭いが充満してしまうこともあります。
特に、子どものアトピー性皮膚炎よりも、大人のアトピー性皮膚炎の方が重症化しやすく、子どものアトピー性皮膚炎でできる湿疹よりも大きな湿疹(痒疹)ができたりもします。子どもはもちろんですが、大人のアトピー性皮膚炎の人に対しても、優しく触れるようにしてください。

アトピー以外の疾患を患っている可能性もあります

アトピー性皮膚炎の患者さんが「アトピー」のみを患っているのなら、肌に触れても問題はありません。しかし。アトピー性皮膚炎の人の肌はバリア機能が衰えているためデリケートです。
バリア機能が衰えていると荒れやすいだけでなく、アトピー以外の疾患と合併しやすいということもあるということになります。アトピー性皮膚炎自体は特に問題はありませんが、問題があるとしたらその合併症の方です。実は合併症の中には、人から人へうつってしまう感染症もあるのです。では、アトピー性皮膚炎の人が合併しやすい感染症をご紹介いたします。

まずは「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」です。この疾患は「とびひ」とも呼ばれています。とびひは細菌が皮膚に付着をすることで感染する感染症です。かゆみを感じてかきむしると、細菌が手に感染し、その手であちこち触ってしまうことであっという間に全身に感染します。
原因は黄色ブドウ球菌なので、アトピー性皮膚炎の人が合併しやすい疾患です。黄色ブドウ球菌そのものは悪さをしませんが、かきむしったりなどして傷ができると、その傷口から体内に侵入をし、その時に黄色ブドウ球菌から出る毒素が悪さをします。水ぶくれができるタイプ(水疱性膿痂疹)とかさぶたができるタイプ(痂皮性膿痂疹)がありますが、黄色ブドウ球菌が原因なのは水ぶくれができるタイプです。

次は「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」です。この疾患は「水いぼ」とも呼ばれています。アトピー性皮膚炎の特に子どもに多い疾患であり、こちらの疾患も文字通り感染する疾患です。特にプールで感染することが多く、成人の場合、男性器に感染することもあります。皮膚に小さな傷ができると、その中にウイルスが侵入して発症します。
アトピー性皮膚炎の子は肌がデリケートで、かゆいとかいてしまったりして皮膚に傷がつきやすいです。そのため合併してしまいやすいそうです。

そして「カポジ水痘様発疹症(すいとうようほっしんしょう)」もアトピー性皮膚炎と合併しやすい感染症です。単純ヘルペス、コクサッキーウイルス、ワクシニアウイルスなどが原因で感染します。リンパ節の痛みや腫れなどを伴う疾患で、特にアトピー性皮膚炎が重症化してしまった患者さんに多いです。子どもの場合はお尻や足に見られることが多いです。治りにくいため、治療に時間がかかります。

このような感染症にかかっている場合もあり、アトピー性皮膚炎ではなく、これらの感染症がうつってしまう可能性があります。

感染症とアトピー性皮膚炎は違う

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アトピー性皮膚炎自体は感染しませんが、アトピー性皮膚炎と合併しやすい疾患が感染する可能性はあります。
しかし、それらの感染症は、特徴的であり明らかにアトピー性皮膚炎とは違う症状が出ます。さらに、疾患によっては日常生活に支障が出てしまい安静にしていなくてはならないこともあります。

普通に一緒に過ごせているのならば、感染症と合併していない可能性が高いです。もしも、自分が感染症にかかったら、人にうつってしまわないようにむやみに人と接することなく、家で安静にしますよね。アトピー性皮膚炎の人も同じです。アトピー性皮膚炎は感染症ではありませんので普通に人と接しますが、もしも感染症を合併したら感染症が完治するまでは安静に過ごします。
感染症にかかったときの過ごし方はアトピー性皮膚炎であろうとなかろうと変わりません。みんな同じです。

また、アトピー性皮膚炎の患者さんの全員が感染症と合併しているというわけではありません。重症度も人ぞれぞれ違いますし、悪化に繋がる原因も人ぞれぞれ違います。そして感染症を合併しない人もたくさんいますし、合併したとしても一時的なものが多いです。
なので、基本的にはアトピー性皮膚炎の人と一緒に行動をしても、肌に触れても問題はありません。

アトピー性皮膚炎は感染症ではありません!だから、うつることはありません。しかし、アトピー性皮膚炎がうつると間違った知識を身につけてしまい、差別的な視線を送ってしまうことで、その人のアトピー性皮膚炎が悪化してしまうかもしれません。
アトピーを少しでも隠そうと頑張っていたり、早く治そうと日々努力をしている人もたくさんいます。そのような人たちを傷つけてしまわないためにも、きちんと理解して接するようにしましょう。



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