アトピーの人におすすめできない入浴剤とおすすめの入浴剤

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おすすめアトピー石鹸

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アトピー性皮膚炎で大切なのは保湿をすることだけではありません。保湿よりも大切なのが「肌を清潔にすること」です。なぜなら、アトピー性皮膚炎の原因は「黄色ブドウ球菌」だからです。黄色ブドウ球菌は常在菌の一種ではありますが、肌を清潔に保つことで増殖を防ぐことができます。
また、ほこりや花粉など、肌に汚れが残ったままでは汚れによって肌に刺激が与えられてしまう可能性があります。なので、汚れをしっかり落とすためにも入浴は重要です。さらに、血行を促進したり、汗を出したりなど、体の健康を保つためにも入浴は大切です。

なので、入浴する際には使う入浴剤にもこだわっていただきたいです。なぜ、入浴剤にこだわった方がいいのか、どのような入浴剤を使ったほうがいいのかご紹介いたします。

入浴剤は絶対に入れたほうがいい!?入浴剤の役割とは

入浴剤の効果は入浴剤の種類にもよりますが、入浴剤にはお湯を柔らかくして、温める効果があります。入浴剤なしのお湯で入浴をするときよりも温まり、熱も逃げにくくなります。
さらに、発汗効果や血行促進効果などもあります。

例えば、様々なナトリウム(塩類)を含んだ「無機塩類系入浴剤」の場合は、保温効果に優れており湯冷めしにくかったり、傷ついた肌を修復したり、洗浄効果によって汚れが落としやすくなったります。

また、「炭酸ガス系入浴剤」の場合は、直接血管や筋肉に働きかけ、血管を拡張し、血液の流れをスムーズにします。血流量が増えるため、退社が促進されたり、体の疲れや痛みが回復します。
体の芯まで温める効果もあるので、寒い冬場などにおすすめです。

そして、「薬用植物系入浴剤」の場合は、漢方薬としても使われている生薬が使われており、さまざまな効果が期待できます。効果は生薬によって違いますが、抗菌作用や抗炎症作用など、アトピー性皮膚炎に効果的な生薬が入った入浴剤を使えば、入浴後アトピー性皮膚炎の調子が良くなっていることもあります。

その他にも酵素の入った「酵素系入浴剤」や、メントールを配合して夏の入浴を快適にする「清涼系入浴剤」などがあります。
このように、入浴剤は種類によってさまざまな効果を得ることができるため、何も入れないよりも入れたほうが良いと言われているのです。

ただし、アトピー性皮膚炎の場合、おすすめできない入浴剤がいくつかあります。では、まずはおすすめできない入浴剤の方からご紹介いたします。

合成成分が配合された入浴剤はおすすめできない

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ハーブや果物など、自然の素材からできている入浴剤と、香料や合成保湿剤などを配合した合成成分でできている入浴剤があります。合成成分は人工的に作られていた化学成分であり、肌への刺激も強いです。
ただでさえ、アレルギーを持っている人が多いのに、自然界に元々存在していない成分が肌に触れるとアレルゲンだけでなく化学成分に対しても体が拒否反応を起こしてしまいます。そして、かゆみが増したり炎症が激しくなったりしてしまうのです。

特に、入浴中は肌が柔らかくふやけてしまっているので、これらの合成成分を吸収しやすい状態になっています。アトピー性皮膚炎の人の肌は刺激に弱い肌な上に、刺激の強い成分を吸収してしまうとさらに肌トラブルを招いてしまう可能性があるので、なるべく合成成分を配合していない無添加の入浴剤を使うようにしてください。

保湿成分を配合している入浴剤は乾燥を促進させる!?

保湿成分が配合されている入浴剤を使えば、お風呂あがりもしっとりとした肌でアトピー性皮膚炎には効果的なのではと思われがちですが、実は違います。
保湿ケアはとても大切ですが、なんでもかんでも保湿成分が配合されていれば良いというわけではありません。

化粧水や乳液、ボディークリームなど、さまざまなスキンケアアイテムを使用して保湿ケアを行うと思いますが、少なからずどのスキンケアアイテムにも保湿成分は含まれています。
なので、入浴剤まで保湿成分が配合されている必要はありません。

さらに、過度に保湿成分を与え続けてしまうと、外部から保湿成分が与えられることに頼りっきりになってしまい、体が本来の保湿成分の分泌や合成ができなくなってしまい、余計に乾燥が進んでしまうのです。
なので、過度に保湿成分を与え過ぎないためにも、保湿成分が配合されている入浴剤は避けたほうが良いでしょう。

殺菌効果の高い入浴剤も避けたほうがいい

私達の肌には無数に常在菌が潜んでいます。常在菌は普段は悪さをしませんが、増えすぎてしまうと悪さをしてしまうこともあります。アトピー性皮膚炎は黄色ブドウ球菌が増えすぎてしまい、常在菌のバランスが崩れてしまっているから炎症が起きてしまうのです。
しかし常在菌には、普段は何もしない菌だけがいるというわけではありません。普段から良い働きをしてくれる善玉菌もいるのです。

皮膚の善玉菌の代表として有名なのが「表皮ブドウ球菌」です。表皮ブドウ球菌は肌が潤う成分を生成する働きがあり、肌を弱酸性にしてさまざまな病原菌から肌を守る役割を果たしています。
要するに善玉菌は、肌を保湿したり、肌を病原菌から守ったりするバリア機能の中心的存在なのです。

殺菌効果がある入浴剤は黄色ブドウ球菌やアクネ菌、カンジダ菌など肌トラブルの原因となる菌を減らすこともできますが、同時に肌を守ってくれる善玉菌も殺してしまい、余計に肌トラブルを増やしてしまう可能性があります。
石鹸やシャンプーなどで十分に殺菌はされているため、殺菌効果のある入浴剤を使ってしまうと過度に殺菌してしまうのでおすすめできません。

肌の清潔を守ることも大切ですが、過度に清潔を心がけるのではなく何事も「適度」に調節することが大切です。

おすすめの入浴剤

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では、アトピー性皮膚炎の人におすすめの入浴剤をご紹介いたします。

まずはベビー用の薬用入浴剤ですが「アトピタ」です、アトピタは赤ちゃんの肌にも使える優しい入浴剤であり、もちろん大人のアトピー肌でも使えます。
天然のヨモギエキスを配合しており、保湿を重視した入浴剤ではありますが、余計に乾燥してしまうということもなく、多くのママさんにも愛されている入浴剤です。赤ちゃんの敏感な肌でも使えるのですから、アトピー性皮膚炎の人でも安心して使えると思います。実際に「アトピタ」を使っているアトピー性皮膚炎の患者さんもいますので、自分のアレルゲンが配合されていなければ使ってみる価値はあると思います。

また「ツムラのくすり湯 バスハーブ」もおすすめです。入浴剤にしては少々高めですが生薬エキスが豊富に含まれており、一般的な漢方薬を使った入浴剤に比べて高い効果と効能を期待することができます。
特に温浴効果や血行促進効果に優れており、体の中から健康にしてくれる入浴剤です。ただし、原材料としてカミツレ、センキョウ、チンピ、トウキ、ハマボウフウ、ハッカが配合されているため、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性があるので注意してください。

その他にも、無添加入浴剤の「長野県産 無添加クマ笹100%浴用剤」や、無添加でミネラルを配合した「エミュール スキンケアミネラル入浴剤」や、「まっさら肌入浴あかちゃんちゃぷん」なども肌に優しいのでおすすめです。

活性炭を入れるだけでもOK

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入浴剤のように色々なものを配合していなくていいので、とにかく肌に優しい入浴がしたいという人は活性炭を湯船に入れるだけでもOKです。
活性炭とは木や竹の炭のことであり、一見ただの炭の塊に見えますが、実は眼に見えないほどの無数の小さな穴が空いており、余計な塩素や水の汚れなどを吸着するため、お湯を常に綺麗な状態で保ってくれます。さらに、消臭効果もあるので、体臭の気になる人にもおすすめです。

実は活性炭を入れたお湯は、余計な汚れだけを綺麗に落としてくれるので、アトピーの炎症が酷く石鹸を使うのが辛い時にもおすすめなのです。
さらに、入浴剤を入れた時のように柔らかいお湯になり、体の芯から温まることができます。100%天然由来で余計なものが入っていない入浴剤代わりとして使ってみてはいかがでしょうか。

入浴は毎日を疲れを癒やすリラックスタイムです

毎日の生活で、肉体も精神もたくさんのストレスを受けていると思います。アトピー性皮膚炎はストレスによっても悪化してしまうので、ストレスケアをすることも大切です。

お風呂に入るということは、体の疲れ(ストレス)を解すだけでなく、リラックス効果もあるため、精神的なストレスも和らいでくれます。
なので、あまり湯船に入らないという人も、週に1回からでいいので湯船に浸かるようにしてみてください。入浴剤をプラスすれば、入浴剤の効果も得られて体も心も元気になると思います。

ぜひ、お気に入りの入浴剤を探して、アトピー性皮膚炎を克服してください!



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