アトピーに大切な保湿ケア…保湿成分の選び方

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おすすめアトピー石鹸

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アトピー性皮膚炎の人の皮膚は乾燥傾向にあります。また、アトピー性皮膚炎に限らずスキンケアで大切なことは保湿ケアをすることです。

しかし、年々新たな美容成分が増えてきているため、どんな保湿成分を配合したものを使えばいいのか、わからないのが正直なところです。そこで、色々な保湿成分について調べ、成分による違いや特徴などをまとめてみました。どんな保湿成分が、アトピー性皮膚炎には効果的なのかなど、スキンケア用品を選ぶ際に、参考にしていただければ幸いです。

保湿の定番「ヒアルロン酸」

医薬品としてもよく使われているヒアルロン酸は、人の細胞と細胞の間に多く存在している成分です。ヒアルロン酸は細胞と細胞の間で、細胞を守るためのクッションのような役割を担っていたり、水分を保持するはたらきなどがあります。

ヒアルロン酸の多い皮膚は、ふっくらとみずみずしい肌になります。しかし、ヒアルロン酸の少ない皮膚は肌にハリもなく、表面がカサカサと乾燥してしまうのです。アトピー性皮膚炎の人の皮膚はヒアルロン酸が少なくなっている人が多いため、肌が乾燥傾向になるのです。

しかし、ヒアルロン酸は粒子が大きい成分です。化粧水などで外部からヒアルロン酸を補充しようとしても、なかなか肌へ浸透していきません。なので、肌表面の保湿には向いているのですが、実は肌の深部から保湿をすることは難しいのです。

ヒアルロン酸注射で胸を大きくする手術がありますが、最終的にはヒアルロン酸は体内に吸収されてしまいます。しかし、半年から1年ほどは吸収されずに胸に滞在します。このような豊胸手術でヒアルロン酸が使用されるのは、元々体の中にある成分だということと、粒子が大きいのでなかなか吸収されないという特徴があるからです。

なので、ヒアルロン酸は肌の表面は保湿できますが、角質層など奥のほうまで浸透することはできません。そこで、登場したのが「ナノ型ヒアルロン酸」です。ナノ型ヒアルロン酸は、通常のヒアルロン酸より粒子が小さく、角質層の内部にまで浸透しやすいヒアルロン酸です。

アトピー性皮膚炎の人の肌は、バリア機能が弱くなっているため、バリア機能を中から強化するためにも、角質層の内部にまで保湿成分を浸透させる必要があります。ナノ型ヒアルロン酸は、浸透しにくいという通常のヒアルロン酸の欠点を改善し、角質層内部まで入り込むことのできるヒアルロン酸なので、アトピー性皮膚炎の皮膚を保湿するには最適のヒアルロン酸です。

また、「スーパーヒアルロン酸」という成分もあります。スーパーヒアルロン酸は通常のヒアルロン酸の約2倍もの保湿力があるため、極度に乾燥してしまっている肌でもしっとりと潤いを与えることができます。

アトピー性皮膚炎の保湿ケアで、ヒアルロン酸を選ぶときは通常のヒアルロン酸よりも、微粒子で浸透しやすい「ナノ型ヒアルロン酸」や、保湿力が2倍ある「スーパーヒアルロン酸」を選ぶのがおすすめです。

肌に弾力を与える「コラーゲン」

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コラーゲンはタンパク質の一種であり、私たちの身体のあらゆる部分に存在している成分です。因みにタンパク質はアミノ酸でできているので、コラーゲンの元はアミノ酸ということになります。

コラーゲンは保湿成分でもあり、そして、肌の新陳代謝=ターンオーバーを促進する効果もある成分です。コラーゲンもヒアルロン酸のように細胞間に存在する成分ですが、コラーゲンが細胞間でしっかりと細胞を囲っていることで、細胞同士がしっかり結合しきめ細かい肌づくりを実現することができます。しかし、コラーゲンが少ないと、細胞同士がバラバラになってしまいます。バラバラになった細胞は、うまく細胞分裂することができません。

細胞分裂ができなくなってしまうと、新しい皮膚を作り出すのが難しくなるということです。すなわち、肌のターンオーバーの周期が乱れてしまい、肌トラブルを引き起こしやすくし、回復も遅くなってしまうということです。逆にターンオーバーを促進すれば、アトピー性皮膚炎の症状も治まりやすくなるということになります。

しかし、実はコラーゲンもヒアルロン酸同様に粒子が大きい成分です。だから、コラーゲン入の基礎化粧品をいくら肌に塗っても角質層の内部にまで浸透させることは難しいです。

そこで登場したのが「スーパーコラーゲン」です。スーパーコラーゲンは、通常のコラーゲンの分子の1/100の大きさで、角質層にまでどんどん浸透させることができます。

アトピー性皮膚炎の人の肌は、角質層からしっかり潤いを与えることが大切なので、コラーゲンで選ぶなら「スーパーコラーゲン」配合のものを選ぶのがおすすめです。

肌の主成分である「セラミド」

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実は肌の50%はセラミドでできています。セラミドは保湿成分でもあり、そして、肌の主成分でもあるのです。

肌の水分のうちは10~20%は角質層にあります。角質層の水分自体はセラミドと、天然保湿因子(NMF)、そして皮脂腺によって守られています。セラミドが不足してしまうと、角質層の水分が減ってしまい、角質層の水分が10%以下になると、肌が乾燥して、バリア機能も低下し、肌トラブルを招きやすくなってしまいます。

アトピー性皮膚炎に負けないような強い肌を作るには、セラミドは必要不可欠です。肌の主成分であるため、セラミド自体にアレルギー反応を起こすということはほとんどありません。

また、セラミドは肌に元々存在している保湿成分であるため、セラミドを補給することで、肌本来の保湿力を発揮させることも可能なのです。

色々な保湿成分がありますが、迷ったらまずはセラミド配合のものをお試しするのがおすすめです。

因みに一言でセラミドと言ってもたくさんの種類があります。保湿ケアに使用するならヒト型セラミドがおすすめです。ヒト型セラミドは酵母を利用して作られたセラミドで、元々の人の肌に存在しているセラミドとほぼ同じ形をしています。なので、肌に優しく、保湿力も高いセラミドということです。セラミド1やセラミド2のように番号が付いているのがヒト型セラミドです。

化粧品ではセラミド2と3が多く使われているようです。ぜひ、参考にしてみてください。

選ぶなら「セラミド」+「天然保湿因子」がおすすめ!

保湿ケアのおすすめとしては「セラミド」と「天然保湿因子」が配合されている化粧品がおすすめです。

天然保湿因子とは肌本来が持つ保湿成分のことであり、角質層の潤いを守るのに必要不可欠な成分です。天然保湿因子は加齢とともに減ってしまうため、子どもよりも大人に必要な必要な成分ですね。もちろん、お子さんに使う際にも、天然保湿因子の入った基礎化粧品で保湿しても問題はありません。

天然保湿因子というのは、成分名ではなく、人が元々持っている保湿成分の総称です。ヒアルロン酸やコラーゲン(アミノ酸)も天然保湿因子のうちの1つです。その他にはピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸塩、尿素などがあります。人の体に元々存在しているものなので、アレルギー反応が起こりにくいです。

ただし、合成界面活性剤や添加物に注意!

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セラミドや天然保湿因子は確かにこれだけではアレルギー反応は起こりにくいです。また、他の保湿成分が配合されていても特に問題はありません。問題なのは「合成界面活性剤」や「添加物」です。

界面活性剤は、成分を肌に馴染みやすくするために必要なものです。しかし、界面活性剤の中でも比較的安価で作れる合成界面活性剤は、肌へ刺激を与えてしまう大きな原因でもあります。アトピー性皮膚炎の人の肌には刺激が強く、合成界面活性剤が配合されている基礎化粧品は使わないことがおすすめです。

ただし、界面活性剤には天然界面活性剤もあります。天然界面活性剤は、レシチンやサポニンなどです。天然界面活性剤は、私たちが口にできる、自然界に存在しているものから作られています。レシチンは卵黄や大豆から、サポニンはにんじんやお茶から作ることができます。天然由来成分の界面活性剤なら、肌への刺激を最小限に抑えることができるので、アトピー性皮膚炎の人にもおすすめです。

また、添加物に関しては、香料や着色料ももちろんですが、防腐剤も入っていないほうが理想的です。無添加を売りにしている商品の中には、防腐剤や合成乳化剤(合成界面活性剤)が入っているということもありますので、十分注意してください。

しっかりとした保湿力&無添加の基礎化粧品は皮膚科で購入可能

セラミドや天然保湿因子、そしてその他の美容成分を配合していて、さらに完全無添加の基礎化粧品というのは、探しだすのがなかなか難しいと思います。もちろん、ドラッグストアにもこのような商品は販売されていますし、インターネット通販を利用すればいくらでも出てきます。

そして、意外なのが、皮膚科でもこのような商品が販売されているということです。皮膚科で取り扱われている基礎化粧品は、基本的には品質の認められている肌に優しい基礎化粧品です。アトピー性皮膚炎の人でも安心して使用ができます。

ただし、どんなに無添加で、肌に優しい成分ばかりを配合していたとしても、全ての人にアレルギー反応が起こらないというわけではありません。必ずしも個人差があり、アトピー性皮膚炎を悪化させるアレルゲンとなるもの、刺激となるものは人によって違います。

しかし、しっかり保湿ケアができて、肌に優しいものを選ばなければならないというのは確かなことです。保湿ケアにどんなものを使おうか悩んだときは、是非、参考になさってみてください。



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